ポートフォリオ

先日の、グッドパッチの田口さんの講演を聞いてから、ポートフォリオ実際に作ってみようと思い数日かかってしまったけど、とりあえず出来上がりました。講演が終わってから、プロジェクトをブログにまとめようと思ってたけどポートフォリオというものを知って、ちょうどよかった、これだと思いました。しかし作るとは言ったものの何を使えばいいのかネットで調べていたのですが、初めてでよくわからず探すところで時間がかかってしまいました。プロジェクトの時からずっと自分の、ネットを扱う能力の低さにちょっとあきれています。そしてようやく、Resumeというのを見つけ、デザイナー志望とかでなくても使えそうだったのでとりあえずResumeにプロジェクトをまとめました。

ポートフォリオを作る目的

まず、ポートフォリオというものに対しての自分の認識ですが、僕としては、ポートフォリオは自分のやってきたことを見えるようにして、自分はこういうことができるんだということをアピールするためのものというような印象です。今回のようなグループでのプロジェクトの場合自分が何にどのように取り組んだのかというのが結構大きなポイントになってくるのかなと思います。

ポートフォリオを作ってみての気づき・感想

そして実際、作ってみたのですが途中で、これはブログでもよかったような気がすると思いました。その他、内容に関する気づきなどを箇条書きで書いていこうと思います。

  • 意外と浅くしかできていない
  • 自分の力で作ったと言えるものが少ない(グループの他の人が作ったものが多く形として残っている印象)
  • 解決策はできればスライドの画像ではないものがよかった
  • 文字での情報が多い

「意外と浅い」というのはプロジェクト最中にも感じてはいたことで、少し言葉で言い表しにくいのですが、全体を振り返ってみたときに、四年生が話していた内容などがどうしてもそれぞれ似通っていたような気がします。四年生が悪いみたいな書き方になってしまいましたが、それは全く違って、むしろどんどん新しい情報を話そうとしてくださって本当に感謝しかありません。良くなかったのはインタビューでの話の聞き方が大きいと思います。このプロジェクト中、自分自身、一番課題が残ったなと思っていることです。引き出し方がとにかく下手で、聞く内容に困ったら最後の切り札と言わんばかりに「前のインタビューでこんな話があったんですけど、どうでしたか」と聞いていました。これでは深堀なんてできるわけがないし、最初の方のインタビュー調査で特にこの傾向が強かったのはプロジェクト全体にも影響してしまったように思います。

もし同じようにもう一度このようなプロジェクトをやるとなったら最初の情報集めの部分のインタビューには最も力をいれて考えながら取り組みたいです。といってもどう聞けば深堀できるかまだつかめていないので今やっても結果はあまり変わらない気もします。


そして、ポートフォリオを作ってみての文字情報の多さです。これは正しいのか分からないけど、ポートフォリオは文字が多くなるというのはあまりよくない印象があります。ポートフォリオ作るのってなんでだっけ?と考えた時に、自分が何かに取り組む上での過程がちゃんと伝わらないとだめだよねと。そこで、誰かが成果を客観的に見た時に、文字や言葉というのは正直なんとでも伝えられます。しかし、その分証拠がないし、説得力に欠けます。映像や写真、画像といったものは自分が取り組む過程において作ってきたものやその時々の考えなどが視覚的に表れると思います。言葉はその補足情報に過ぎないというのが僕の思うポートフォリオなので伝え方にも問題はあると思いますが、もっと見える成果物があると良かったなと思いました。


まだ書きたいことは色々浮かんできますが、最後に「これは自分が作った」と胸を張って言えるような成果物が意外と少なかったと感じました。作ったポートフォリオの中にあるスライドやカスタマージャーニーマップなどについて、画像を載せながら「あ~、これ俺が作ったわけじゃねーな」と思いながら載せていました。もちろん作るうえで「ここはこうしたらいいんじゃない」というような意見は積極的に出していたつもりなのですが、どうもこういった、パソコンで何か作るとかになると自分のセンスのなさにあきれて途中でやめたり、センスないからとほかの人に作ってもらったりしていたので案の定ポートフォリオもいまいちな感じのものになってしまいました。頭のなかで、こんな風にしたいというイメージはたくさん出てくるのですが、それを形にするのも、伝えるのもあまり得意ではなくて、グループには迷惑をかけてしまいました。就職するまでには言葉で伝えることだけでもできるようになっておきたいです。


同じプロジェクトに取り組んだ秋山君のブログにチームの役に立てていないのではないかというようなことがちらっと書いてあったのを見て、ネットで情報拾ってくるのもうまくて助かった場面はあったし、カスタマージャーニーマップをパソコンで作ってくれたり、アンケートを作ってくれたりと、たくさん役に立っていたのにと思ったりもしました。

僕も同じようなことを一時期考えていました。意外と皆同じこと考えていたのかも。今回の活動は自分にとっては珍しく、リーダーを決めずに行った活動だったので誰かが声をかけないと何も進まず不安になったことが何度もあり、リーダーを決めていたら、誰が何をやるか決めやすくて役に立っているかということも少しは考えずにすんだのかなあ。

少し脱線しましたがこうして一度、やってきたことを整理することで見えてくることもあるのかなと感じました。


ポートフォリオ
https://www.resume.id/works/9f9ec78be243beae