好奇心と離れてないか?

最近暑くてもうしんどいです。汗かかない体になりたい。

昨日のゼミのことを書いていきます。


前の金曜日に図書館の司書の方に何か文献がないか調べてもらいに行き、まだ現段階では探し求めているような本に出会えず、それでも、紹介していただいた本を読みました。すると、家庭的に暗いバックグラウンドがあることで学校などでうまくいっていない子供の事例が主に書かれていて、あまり関係ないかもと思いましたが実際、そういう子供にも好奇心の発生や育てるといった方法を見つけていくべきだろうと思い、切り捨てはしませんでした。

しかしやはり、特殊、というとその表現は社会的?に正しくないと思いますが、そういう子供の事例を集めたいと考えているため、もう実際に聞いてみるのが良いのではないかという話になり、保育士さんならいろんなお子さんを見てきているだろうし、保護者さんよりも話も聞きやすいだろうということで保育園にアポとってインタビューしてみないか、ということになりました。

ここで懸念していたのは研究倫理的なものなんですが、身の回りの学生に聞くのとはやっぱりちょっと訳が違うからなーと思っていたので踏み切れずにいて、先生に相談もしてみました。結果的に明日アポをとってあちらの都合に合わせて話を聞きにいくということを決めました。そして、先生からは面白い事例も紹介していただきました。Rocketという異才発掘プロジェクトと孫正義財団というものです。すぐにググってみました。最初の印象は、なんだこの子供たちは、天才だらけじゃん!という感じで、ただただすごいと思いました。
そして、どんな環境を子供に提供していてどういう子供がいるのか、どうなっていくことを目指しているのか、書き出しました。

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対象がちょっとしか見てないのでなんとも言いにくいところなのですが、割と違うなと。それでも両方とも、ふわっとした言い方ですが、才能ある子供たちを育てるという感じ。

写真の中の内容とも重複しますが、気づきを改めて書きます。
Rocketには3つのプログラムがあり、狭い世界しか見えていない優秀な子供たちに本当にやりたいことをやってもらうために可能性を広げてあげるのを目的としている印象です。一方で、孫正義財団の子供たちのプロフィールを読んでいるほとんどに、私は~に興味があって将来~したいという表現がありました。ここから伺えるのは子供がもっともっと自分の興味、関心に広く深く学んでいけるようにということを目的としている印象を受けました。


Rocket→未知の世界に足を踏み入れるために背中を押してあげる

孫正義財団→未知の世界に足を踏み入れる手段を与える

まだ全然調べたと言っても情報量は薄いので正しいかどうかはなんとも言えませんが、異才を育てるというビジョンが共通していても、育て方のニュアンスが結構違うなと感じました。

それもあってか、学びを深めるために、何を与えるのかというのも異なっているなと思いました。

今回のゼミはこんな感じだったのですが、気になることがどうしてもあって、自分たちは好奇心についてちゃんと調べられているのか、ということと、年代しぼると言っておきながらちゃんとしぼりきれていないなということです。


これからインタビューしていくことになるのは保育士さんということで、緊張するだろうなー。今までやったのは、自分と同じ学生だったり、学生が研究するということをわかっている企業の方だったりだったので、どこかわかってくれるという安心感もあったのですが、今回はそういうわけにもいかないのでしっかり準備をして望みたいと思います。

やるべきことは割と明確になってきているはずなのになんなんだろうこのモヤモヤは。これでいいのかなーのモヤモヤなのか、発表の時どこまでいけるのかなという不安からくる心境なのか。言語化ができない。

とりあえず、
目の前のことから一つずつだな。