インタビュー練習

ゼミ第6回。早いです。今回はインタビューの練習をしました。1対1でやるのかと思っていたけど、3人1組で練習しました。僕が一緒にすることになったのは松尾さんと古川さんでした。古川さんとは本当に短い時間だったけど話したことはありましたが松尾さんの方は初めましてでした。早期ゼミと合わせて結構時間は経っているのにまだ話したことない人がいるということに改めて驚きました。

 
テーマ「好きなカフェ」

今回ゼミで行ったのはデプスインタビュー。価値観や考え方を深く聞いていけるインタビューの形式です。役割はインタビュアー(聞き手)、インタビュイー(話し手)、観察者というふうに別れました。僕は他の2人が普段同じグループで活動しているということもあり、観察者にまわりました。

 

古川さんがカフェ巡りが好きだということでテーマは好きなカフェになりました。僕は基本的に最初は対話を聞きながらメモをとりつつ自分なら本質的欲求にたどり着くために次はどんな質問をするだろうかと考えていました。インタビュアーの松尾さんは広く聞いている印象で、とても良いと思いました。やはり、次何を聞こうかということで頭がいっぱいになり難しかったと言っていました。自分がインタビュアーでも同じことを思っただろうなと思いました。その分、客観的に見て、インタビュアーは最初は広く浅く聞いてだんだん深く掘り下げていくという聞き方が良さそうだなと思いました。

 

分析 本質的欲求は何か

インタビューが終わり、分析をしてみました。

 

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とりあえず古川さんが言っていたことを事象のところにたくさん書き出してみました。話を聞いていて僕が思ったのは

  • 落ち着いたところが好き。
  • アクセスの良い場所に行きたい。

ということをカフェに行くうえで気にしたりしているのではないかと。古川さんは結構外に出るのが好きなのかなと思いましたが本人はどうやら基本は家にいたい人だということが分かり、わざわざカフェまで行くのには何かカフェならではの魅力、そして、行くにあたってなんらかの経緯があるのではないか。

そこで行為の目標、本質的欲求へと線がつながりました。カフェに行くのは友達に誘われた時が多い。ドリンクも好きだし、スイーツも好きだと古川さんは言っていました。カフェのスイーツはお金持ちでもない限りなかなか普段食べている人はいないだろうし、友達とゆっくりしゃべるには最適な環境ではないでしょうか。そこに本質的欲求があると考えました。古川さんも、あ、もしかしたらそうかもしれないと言っていました。この言葉を引き出すことが大事なのだろうと思いました。

 

今回、インタビューを観察者として客観的に見ることで気づく点も多く、すごく貴重な時間だったように感じました。これをインタビュアーとしての立場で引き出せる聞き方を出来れば良いのですが…そんなに簡単ではないですね。

もう少し時間があったら、天神周辺に行くことが多い→交通アクセスの良い場所に行きたい、というところから何か本質的欲求は見つけられたのではないかと思っているのでそこを考えていきたかったです。

他にも整理されることなく散らばった事象の中から欲求へと導いていけるかもしれないと思うと、やはり、広く聞いていくことも大事なのかなと思いました。